金銀財宝☆只野編隊 金銀財宝☆只野編隊

EPISODE

ありえない音

最近、何ですか? 闇バイトですか? いや、怖いですね。もう関東圏内、都内もすごかった。所構わず、関係ないんですもん。窓ガラスを割っちゃって入ってこられたら、どうしようもないもん。そして、ちっちゃなお金で人を殺しちゃうんだから。闇バイトの悪い奴らの上層部が捕まったという話も出ていますけれどもね。いや、怖いね。こういう世の中よ。もう、どうしようもないよ。もう、自分で守るしかない。
あと、国民民主党の玉木雄一郎議員、あの一番の時に不倫騒動が載るというのも怖いね。何でしょうね? このタイミングの良さ。何かこう動いているんじゃねえかなんて思うんですが……。

じゃあ、今回は怖いということで……。
今から1週間前に頂いた、ちょっと怖いお話から行っちゃおうかな? 無理やりくっつけた感じですけれどもね。

これは練馬のお店ですね。
夜勤をやっているときなんですが、2か月に1回ぐらいかな? 清掃業の人が来るんですよ。お店を2時間ほど閉めて、店の中の床とか窓とかをきれいにするプロの方が来るんです。偶然なんですが、その人とは何年も、ちょうど自分のシフトの時に会うんですよ。お話ししていて、いろいろ聞くわけですね。もう何十年、何百店舗も清掃をやっているわけでね。そしたら、やっぱり夜のお仕事じゃないですか? 確かにコンビニ専門なんですが、煌々と光る中で24時間掃除している中で聞いたお話です。
「何か怖い話ってありますか?」
というのを聞いたんですよ。そしたら、持っていらっしゃったんですね。
具体的な場所は控えてください。どこの区ということまでならいいと思いますということで……。

葛飾区のあるコンビニでのお話です。
清掃員さんが深夜にお店の掃除をしていました。そのときにいた店員さんは、女性の店員さんでした。
約2時間ぐらいお店を閉めて掃除をしているんですが……。
ウォークインという、冷たいドリンクとかお酒が置いてある場所があるんです。そこをモップをかけていたら、変な音が聞こえるんですって。奇妙な音。それは何だと思いますか? 木魚ですよ。ポック、ポック、ポック、ポックって……。清掃員さんは
『何だ、これ? 何で木魚の音が聞こえるの? 裏がお寺? いや、ビルだな。おかしいな……。』
と思って、中年の女性の店員さんに聞いたそうですよ。
「あの、木魚の音が聞こえるんですが?」
「何を言っているのよ。それは、排水管とか水道管があるじゃない? それが詰まって流れが悪くて、音が鳴っているのよ。もう勘弁してよ。」
みたいな感じで返されたそうです。
「ああ、そうですか。」
と、清掃員の方は、またモップがけを始めるわけですよ。そしたら、やっぱり木魚の音がポック、ポック、ポック、ポックって聞こえるそうなんです。やあ、これは間違いじゃないと思い、
「あの、すいません。やっぱり聞こえるんですよ。この木魚の音は何ですか?」
と聞いたら、夜勤の中年女性の店員さんが、急に顔色が青ざめたというか暗くなっていきまして、下を向いて、
「ああ、そう……。あのね、あなたはこの店で起こったことは聞いていない?」
「いやいやいや、知りませんよ。だって僕、何百店舗も清掃をやっているんですよ。ここで何が起こったかなんて分かりませんよ。」
「ああ、そう……。あのね、この店のあなたが木魚の音を聞いた場所……。そのウォークインの入りでね、人が首をつったのよ! ああ、怖い……。」
清掃員さんも『はあ?』『ええ?』と思うわけですよ。
「マジですか? あの、スタッフ、アルバイトの方ですか? それとも店長さんとか……?」
「違うのよ。2人で仕事をしていたら、勝手にお客さんが入ってきて、ウォークインのドアのところで首をつって死んでいたのよ! 私、もう怖くて、そこにお菓子とかカップラーメンを置いてあるんだけど、私、ウォークインの前に行けないのよ。怖くて……。」
「木魚の音、聞こえているんですか?」
「言わないでよ! 水道管の音だと思っているのよ。」
と返って来て『ええー!』って驚いたというお話。

これね、ぶっちゃけ清掃員さんがすごいですよ。
まず、コンビニでそんなことが起こるなんて、まあ無いですよ。目を離した瞬間にお客さんが入ってきて、店で首をつって死んでしまう。普通、そんなことがあったなんて隠すでしょう? それを清掃員さんが木魚の音を聞いたことによって聞き出したわけですよ。だから僕は、その清掃員さんに
「あの、すごいですね。霊感を持っているんじゃないですか?」
と言ったら、何か複雑な顔をしていましたけどもね。

これは怖いですね。
だから、茶化す感じではないですけど、お店に入ったときに木魚の音が聞こえたら霊感をお持ちだと、私は思います。

というお話。怖かったね……。

金銀財宝☆只野編隊のごきげんなラジオ
2024.11.16 O.A.より