金銀財宝☆只野編隊 金銀財宝☆只野編隊

EPISODE

エロ神様3

夏、暑いですね。 夏にふさわしい、ちょっと涼しくなる話をしましょうか。

まずは練馬のコンビニで深夜に働いていた時の話。
この話はCASE19『30桁男』、CASE39『帰ってきたエロ神様』でも話したんで、知っている人は知っているかもしれないよ。

作務衣のような和服を着て、草履を履いて、髪の毛が真ん中から分けられて肩ぐらいまであり、顎下にちょっと伸びたようなひげを生やした70~80歳くらいの老人かな? 深夜のコンビニに来るのよ。コピー機のほうに行って、3千円くらいのPOSAカードを持ってきて、レジでお金を払って、そのまま帰ればいいんだけど……。
POSAカードには30桁くらいの数字が書かれているんだけど、その方は目がちょっと不自由な感じで
「ごめんね。目が不自由だから数字が分からないんだよ。その数字を言ってくれないかな? あと、ボールペンを貸してもらっていいかな?」
と言われたから、こちらも30桁を言うわけよ。それが1回だけならいいんだけど、その方は数回来たのよ。3千円ずつの購入で1万円超え。こっちも騙されているんじゃねえかと不安になって
「大丈夫ですか? 本当に失礼ですけど、何をやっているんですか?」 と聞いたら、その人が笑い出して
「これね、熟女クラブ。」
と言ったんです。エロサイトを買っていたそうでございます。
熟女クラブの60から70の女性の方が、30分3千円で電話に出て、エッチな話を真面目に話してくれるそうです。
「お兄ちゃんもどうだい?」
と言ってね。バコーンときましたよ。
僕の中では、ある意味オカルトです。『エロ神様』と名付けました。

というお話でしたが……。
つい最近、またエロ神様が来店したので
「最近は誰がいいの?」
と聞いたら
「アキちゃんがいい♪」
と言っていましたね。

金銀財宝☆只野編隊のごきげんなラジオ
2025.07.19 O.A.より