金銀財宝☆只野編隊 金銀財宝☆只野編隊

EPISODE

すいませ~ん

7月、8月は夏ということもあって、私がコンビニで経験した怪奇体験とか、不思議な体験の話をしました。
そして9月は、7月と8月の内容とつながる話が1週間前に私の手元に入りました。まだまだ暑いので、その話からいきましょうか?

8月にお話した内容は長いんで『CASE17 なんでわかった・・・』をご覧いただければありがたいのですが……。
その後『あれは偶然だろう』と思っていたのですが、ちょっと不思議な現象があったんで付け加えようと思います。
前回お話しした出来事の1週間前に、練馬のお店の店長さんから聞いたお話です。あれは不思議な話じゃなかったんだ! つながっていたんだ! ということでね、ちょっとお話しさせていただきます。

私は、練馬のお店の深夜勤もやっているのですが、そこのオーナーが奥さんと一緒に京都旅行に行ったんですね。京都旅行に行った時に、商売繁盛ということで伏見稲荷神社に参拝されて、そこでお守りを買ってきたんですよ。そのオーナーは2店舗を経営しているので、商売繁盛のお守りを2枚買ってきたのかな? そのお守りを、私がいるお店にも持ってきたんですね。それで、いつの間にか店に貼ってあったので
「これ、何ですか?」
と店長さんに聞いたら
「オーナーが買ってきたんです。」
「あ、そうなんですか?」
という感じで……。
休憩中、ちらっと見たら事務所に置いてあるので『ああ、そうなんだ』と思っていたら……。そのお守りは木のお札なんですが、本当に2時とか3時ぐらいにポトンって落ちてきたんですよ。1回とかじゃないです。夜、1人で夜勤やっている時にお札が上から落ちてくるって、気持ち悪いですよ……。まあ、偶然だろうと思って、元に戻しました。しかし、また違う日に入っていた時に、ポトンと落ちてくるんですよ。まあ、置いてあっただけだから偶然かな? と思っていたんですが……。
その後、偶然なんでしょうが、京都の伏見稲荷周辺のコンビニで働いていた20歳と21歳の若者が、私が夜勤をしている中野の店にバイトとしていらっしゃって、8月のあの話が起こったという……。変な体験をしてしまったということになるんですよ。
この話、前回は付け加えていなかったんですよ。関係ないと思っていたんです。

1週間前に、練馬の店長さんが
「佐藤さん、変なことが起こりましたよ。」
「なに、なに、なに?」
「最近、新しいバイトの方が入ったんです。元店長さんをやってらっしゃって『Timee』というアプリを使って入ってきました。」
補足ですが、今は『Timee』というアプリで、いろんなお店でバイトに入れるという便利なものがあるんですよ。ということで、店長さんの話を聞いてみると……。

それで
『この店が気に入ったんで、週1だけこのお店に入りますよ。』
ということで、そのバイトの方がドンドン入ってくれているんですよ。
その方をAさんとしましょうか? Aさんと一緒に仕事をしていたんですけど、Aさんがなぜか分からないけど、レジに立ってきょろきょろ周りを見ているんですね。それでAさんに
「どうしたんですか?」
と尋ねたら
「あの店長さん、今『すいませ~ん』っておじさんの声が聞こえませんでしたか?」
と言ってきたんですよ。
「ええ? いやいや、今、お店の中に誰もいませんよ。」
「はい。でもね『すいませ~ん』っておじさんの声が聞こえたんですよ。」
「ああ、そうですか? ああ、あれじゃないですか? あの大きなモニターから出ているCMがあるじゃないですか。それじゃないんですか?」
「うーん……。でも『すいませ~ん』とか言っていないんだけどなあ。疲れているのかな?」

という会話をAさんとしたそうですが、この話はまだ終わらないんですよ。

その後、Aさんが帰り、新しい方が入って、店長さんもそのまま残って仕事をしていたんですね。それで、今度はその新しい方が休憩中、店長さんがレジ前に立って接客していたんですね。そしたら、今度は店長さんがおじさんの声で『すいませ~ん』って聞こえたそうなんです。『えっ、あれ? 誰もいないぞ? ええ?』
同じことが僕にも起こっているぞ? 何だ、これは……。という体験をしたんですよ。

という話でした。

「え? 何ですか、それは。店長さん、あれじゃないですか? 前回、まだ店長になる前、ほかの店でバイトしている時、あの霊感の強い主婦の方と一緒に朝の8時半にレジに立っていたら、小学校のランドセルを背負った低学年の男の子が店に入ってきて、トイレに入って『あれ、出てこないなあ』って見に行ったらいなかった。『今、入ってきましたよね?』って一緒に働いていた主婦の方に聞いたら『うん、入ってきた。ちょっとビデオ見てきますね』見たら映っていなかったっていう経験をなさった店長さんなんで、新しく入ったAさんも霊感があるんじゃないですか? だから店長さんもその影響を受けて、おじさんの声が聞こえちゃったんじゃない? それと、最近、もう1か所お店を閉めましたよね? 」

売り上げが悪くなっちゃって、8月31日に閉店したんですよ。閉店したらお店のものをどんどん廃棄処分するんですが、冷蔵庫とかまだまだ問題なく使えるものは残っている店に持ってくるわけですよ。そしたら、閉店したお店に置いてあった伏見稲荷のお守りまで持ってきたんですよ。壁に貼られているんです。おまけにキツネのお面も貼られているんです。熊手も貼られていてね……。

「店長さん、これじゃないの? まあ、持って来るのはいいけどさ、僕は、閉店しちゃったお店のお守りを持って来るのはどうかと思っていたんだけどね……。このお守りについてきちゃったんじゃないの?」
「かもしれないですね……。」

という、不思議な体験ですよ。
前回の8月にお話しした内容も、その伏見稲荷という大きな京都の神社なんですね。そのつながりが何かあるのかなという感じで、今回お話しさせていただきました。

怖いですね。
誰もいないのにおじさんの声で『すいませ~ん』ってね。いやあ、怖い、怖い……。
こういう不思議な話は店長さんから聞いたんですが、聞きたてほやほやでございます。

金銀財宝☆只野編隊のごきげんなラジオ
2024.09.21 O.A.より